こんにちは！
ごうです。
今回は「初心者の方に向けたノーブランドの仕入れ方法」についてお話しさせていただきます。
1.狙うべきアイテム
初心者の方におすすめの仕入れ方法はいくつかあるのですが、その中の1つに「ノーブランド仕入れ」があります。
本来、アパレル物販に関しては「ブランド」「デザイン」「状態」「付加価値」「仕入れ価格」の5つを総合的に判断するのですが、この『総合的に判断』がポイントで、別にブランドが強くないと仕入れられないわけではないということです。
つまり、ブランドがなくても他の「デザイン」「状態」「付加価値」「仕入れ価格」が良ければ仕入れることは可能になってきます。
それでは、アイテムごとに解説させていただきます。
1.シャツ
シャツに関しては、ノーブランド仕入れの中でも1番仕入れやすいアイテムになります。
そして、僕のコンサルでも最初に扱っていただくのが長袖シャツになります。
シャツを扱う1番のメリットは「年間を通して販売ができる」ことです。
春秋冬はもちろん、夏でも若干反応は落ちますが、袖をまくって着られる方もいるため、1年中仕入れられるんですよね。
つまり、シャツのポイントを押さえてしまえば、アロハシャツなどの半袖シャツやコートとは違い、1年を通して利益を得られます。
そして、具体的な仕入れるポイントですが、ノーブランド仕入れを行う場合、基本的には「デザイン」がかなり大切になってきます。
例えば、「絵画風のデザイン」であったり、「ハイブランドに似たデザイン」などがわかりやすいところです。
その他にもクマの人形がデザインされたような変わったデザインのシャツも比較的利益のとりやすいデザインです。
【絵画風のデザインシャツ】
【ハイブランドに似たデザインシャツ】
ハイブランドに似たデザインに関しては注意が必要で、写真のようにバーバリーではないのにバーバリーチェックと記載するのは、制限の対象になってしまうので、やめた方がいいです。
ただ、このような感じでシャツというのはデザイン次第で販売することが可能なんです。
イメージ的には1,000円前後で仕入れて、3,000〜5,000円くらいで販売していきます。
もちろん中には、1万円を超えてくるものもあるため、目につくデザインのシャツに関しては是非リサーチしてみてください。
2.スタジャン
続いて、スタジャンを仕入れるポイントになりますが、スタジャンはワッペンが多くついていればいるだけ反応が良くなります。
胸元はもちろんですが、腕の部分であったり、背中にも大きく付いているとなおよしです。
もちろんブランドがつくことで、値段は上がっていきますが、先程お伝えしたワッペンが多くついているものに関しては、ノーブランドでも安定して5,000円以上で販売できます。
高いものであれば、1万円を超えてくることもあります。
スタジャンについては、そもそもスタジャンというアイテム自体に価値があるため、かなり利益の取りやすいアイテムです。
他にもスタジャンはポイントがあり、素材に関して言えば「厚めのメルトン素材」そして「腕の部分が レザー」であればかなり反応は良くなります。
さらにサイズが重要で、基本的に「M」以上のものを選んでください。
S以下のアイテムは極端に反応が落ちますので、注意してください。
イメージ的には、5,000円以下で仕入れて、1万円以上で販売していきます。
店舗へ行った際はワッペンが多く付いている物に関してはどんどんリサーチしていっていただければと思います。
4.ニット
ニットに関してもノーブランド品を仕入れることが可能です。
そして、仕入れるうえで大切なのは「デザイン」になります。
デザインに関しては、シャツと同様に「ハイブランドと似たデザイン」がポイントの1つになってきます。
上記の写真に写っているニットはcoogi(クージー)というブランドで人気のある「3Dニット」に似たノーブランド品になります。
ちなみに下の写真が本物のクージーニットです。
こうやって比較をすると似ているのが良くわかると思います。
その他にもパッチワークなどの「変わったデザイン性のあるニット」が仕入れ対象になってきます。
ニット関しても目につくデザインに関しては、どんどん手に取ってリサーチしていただければと思います。
その他の仕入れるポイントとしては、「素材」や「サイズ」が大切になってきます。
素材であれば、アンゴラやカシミヤなど価値が高い素材を使用しているニットは高値で取引される傾向にありますので、素材に関してもきちんと確認する様にしてください。
また、サイズに関しても基本的にMサイズ以上の商品が仕入れ対象となってきます。
そして、サイズに関しては大きければ大きいほど反応は良くなる傾向にあるため、サイズもきちんと確認するようにしてください。
5.まとめ
今回は、「シャツ」「スタジャン」「ニット」についてご紹介させていただきましたが、全てに共通して言えることは、『目につくデザイン性』であるということです。
そして、意識してほしいことは「きちんと仕入れる根拠を説明できるか」ということです。
「派手なデザインは反応がいい」みたいなアバウトな根拠ではなく、「どういったところが派手なのか？」「どんな感じで派手なのか？」などなど、具体的な根拠を作っていきましょう。
これだけは伝えておきますが、派手なものが全て反応がいいわけではないです。
派手さの中にも人気のあるものやないものはあるので、そこの認識だけは持って、1つ1つきちんとリサーチをしてください。
そして、ノーブランド仕入れについてはパーカーなどの他のアイテムでもできます。
そこら辺のポイントについては、また別の記事でまとめさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
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